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2015年10月21日 (水)

ノートPC の AMI BIOS を飛ばしたけど復旧できました

 めっちゃ久々の更新ですが、もしや、どなたかの参考になることがあるかもしれないので書いておきます。以前は、文字を大きくしたり色を変えたりとしてましたが、もう、そんなのなしでシンプルにいきます。

 以前、MSI のノートPC PX210 の BIOS を飛ばしてしまうという大失態をやらかしてしまいました。PX210 の画面にも、外部ディスプレイを繋いでも何も表示されないし、MS-DOS の起動フロッピーを作って必要なファイルを入れて USB のフロッピードライブから起動してみても、ちょっと読みには行くけどフロッピーからの起動まではできないので、この方法でも BIOS 復旧できませんでした。

 これが、デスクトップPC の BIOS を飛ばしたのなら、知る人ぞ知る「ROM焼き だいじょうぶ!」というものを持っているので、それで何とかなることが多いのですが、今回の対象はノートPC なので、この秘密兵器も残念ながら使えません。

 それで、暫くの間、PX210 は押入れの中に眠らせていたのですが、ある時、ネット検索していてこれはという情報を見つけました。PX210 の BIOS は AMI だったのですが、AMI だと BIOSファイル名を AMIBOOT.ROM という名前にしてフロッピーに入れて起動すると、起動ファイルを入れて起動フロッピーにしなくても、そのファイルを読み込んで BIOS 更新をしてくれるというのです。ただし、その情報のターゲットはデスクトップPC 用マザーボード製品ということでした。要するに自作デスクトップPC 向けということなので、ノートPC だとダメなのかもしれません。

 早速、BIOS ファイルを AMIBOOT.ROM という名前にリネームし、それだけ入れたフロッピーで起動してみました。ところが、やっぱりダメでした。ちょっと読みには行くけど、すぐに読み込みをやめてしまい、起動フロッピーで立ち上げようとした時と何も変わりません。一応、USBメモリにそのファイルだけを入れて起動も試してみましたが同じでした。

 これは、ひょっとして、AMIBOOT.ROM ではなくて、ファイル名が違うのではないだろうか?そもそも、BIOS というのはマザーボードによって異なるもので、他のマザーボードの BIOS を誤って入れてしまうとダメなのに、どのマザーボードでも AMIBOOT.ROM という同じ名前で書き換えてしまうのは大変危険じゃないだろうか?

 そう考えて、BIOSファイルの中身をバイナリエディタで調べてみることにしました。まずは、AMIBOOT という文字列を検索しましたが見つかりませんでした。AMI や BOOT なら存在しますが、ファイル名らしきものは見つかりませんでした。そこで、今度は、ROM という文字列を検索すると、幾つか見つかった最後が A1225AMSROM という文字列で、8文字+拡張子3文字なのでどうやらこれがファイル名と見てよさそうです。ちなみに、その BIOSファイル自体の名前も A1225AMS.30G で、拡張子の 30G というのはその BIOSファイルのバージョンです。

 そこで、A1225AMS.30G を A1225AMS.ROM にリネームして USBメモリにそれだけを入れて起動してみたら、画面上に Starting FLASH Recovery. という文字が・・・どうやら正解だったようです!暫く待つと、Ending FLASH Recovery. FLASH Update completed successfully. Please turn off the AC and Batter Power. と出ました。電源ボタン長押しでは電源が切れなかったので、ACアダプターを抜いてバッテリーを外して切り、再度、その2つを取り付けて起動すると懐かしの Windows の画面が・・・。

 実は、このノートPC は懸賞で当選したもので、購入したものではなく、しかも、恐らく日本で発売されていない製品なので、修理に出すわけにもいかずどうしようかと思っていたんですが、分解することもなく、特別な機材も不要で何とか直せたのでとてもラッキーでした。HDD の中に必要なデータも入っていたので、もし、直せなければ、2.5インチHDD を取り出して USB に変換して他の PC で読ませなければならないところでした。

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